2022年5月6日 りあクト! 第7章 Reactをめぐるフロントエンドの歴史 (p.86~)
フロントエンドの歴史
年 | 出来事 |
---|---|
2005 | Googleマップが登場 |
2006 | jQueryが登場 |
2008 | GoogleがChromeのJavaScriptエンジンであるV8をオープンソース化して公開 |
2009 | V8エンジンを採用したJavaScriptの実行環境であるNode.jsがリリース |
2009 | ES5を発表 |
2010 | Backbone.js、Knockout、AngularJSなどのフレームワークが登場(後のVue.jsにも影響を与えたKnockoutの影響でJQueryへの依存が断ち切られる) |
2011 | Flash Playerの開発が中止される |
2013 | Reactが公開 |
2021 | HTML5が廃止され、HTML Living Standardが標準になる |
Reactを読み解く6つのキーワード
- Declarative (宣言的)
- Component-Based (コンポーネントベース)
- Just The UI (UIにしか関知しない)
- Virtual DOM (仮想DOM)
- One-Way Dataflow (単方向データフロー)
- Learn Once, Write Anywhere (ひとたび習得すれば、あらゆるプラットフォームで開発できる)
Reactの宣言的とは (Declarative)
宣言的プログラミングとは
出力の性質やあるべき状態を記述してプログラムを構成する事です。
命令型プログラミングとは
最終的な出力を得るために、時系列に沿って直前の状態に依存しながら命令を順番に書いていく手法の事です。
Reactの特徴の一つに、宣言的が掲げられています。 Reactは宣言的というコンセプトを2つの系統から得ました。
- Web Components → JSXにおいて、React Elementsを記述するスタイル
- 関数型プログラミング指向 → 関数コンポーネント、Hooks
どんなデータを表示されるべきかを記述しておくことでReactがそのデータを表示して適切なタイミングで表示を更新します。 (UIを宣言的に表現する)
参照透過性とは
参照透過性とは、同じ入力に対しては必ず同じ出力が得られることです。参照透過性が担保された関数は、同じ引数に対して、必ず同じ戻り値が返ってきます。